~タルキール導入・スタンダード新環境考察2~
待たせたなっ!(大変お待たせしました!^^;)
こんにちは~くまザワールドです!
前回の記事を書いてから何度か岩出家のみなさんとスタンダードのデッキを回すことができて、ようやっと環境が見えてきた気がします!岩出家の皆さんいつもありがとうございます!
今回の記事はあくまで僕の頭の中のメタゲームではありますが、新スタンダード環境把握に少しでも役立てていただけだら幸いです!ではさっそくですがはりきって考察にいきまーっす!
◆テーロス・M15のカードが核となるデッキ
まずはテーロス・M15の主要なカードたち↓
森の女人像・クルフィックスの狩猟者パッケージ
思考囲い
英雄の破滅
世界を目覚めさせるもの、ニッサ
世界を喰らう者、ポルクラノス
ゴブリンの熟練扇動者
新環境はこれらのカードがキモになってくるのは明白です。まずはこれらを搭載したデッキがメタゲーム上で考えられます。
<緑単信心>
<緑黒+1色の除去コン>
<赤系アグロ>
まずは、環境の基本となるこれらのデッキを眺めてみましょう。仮想敵として、これらのデッキには少なくとも勝てないとお話にならないですよね!
緑単信心
4:エルフの神秘家
4:森の女人像
4:旅するサテュロス
4:クルフィックスの狩猟者
4:世界を喰らう者、ポルクラノス
3:高木の巨人
3:起源のハイドラ
1:女王スズメバチ
1:狩猟の神、ナイレア
1:再利用の賢者
4:世界を目覚めさせる者、ニッサ
1:セテッサ式占術
3:召喚の調べ
4:ダークスティールの城塞
4:ニクスの祭殿、ニクソス
15:森
解説:信心システムから爆発的なマナを生み出すことができる中速の緑単信心です。環境全体の2マナの除去が弱くなり、前環境よりもマナクリが生き残りやすいのかなという印象があります。マナ加速からのニッサと起源のハイドラがこのデッキのストロングポイント。単体除去しか積んでいない相手にはこの2枚でアドバンテージの差をつけることができます。召喚の調べにより1枚差しの構築も容易です。また環境最強生物こと女王スズメバチは盤面にすさまじい圧力をかけます。緑単信心はミッドレンジの中では頭ひとつ抜けている気がしますね。
赤単アグロ
4:鋳造通りの住人
4:火飲みのサテュロス
3:僧院の速槍
4:戦名を望む者
3:大歓楽の幻霊
4:モーギスの軍用犬
4:ゴブリンの熟練扇動者
4:軍属童の突発
4:灼熱の血
4:かき立てる炎
1:凱旋の間
21:山
解説:正直1マナと2マナの生物に物足りなさがありますが、環境初期こそ赤単だ!という方も多いと思います。ブン回りした時の速度は申し分ないでしょう。火力は優秀ですし、なんといってもゴブリンの熟練扇動者はただ強いです。クリーチャーとスペルのバランスは調整が必要ですね。他のミッドレンジは赤単アグロを意識した75枚にしないと食われてしまいそう。
緑黒+X(ジャンドコントロール)
4:エルフの神秘家
4:森の女人像
4:クルフィックスの狩猟者
4:世界を喰らう者、ポルクラノス
4:歓楽者ゼナゴス
3:世界を目覚めさせる者、ニッサ
3:龍語りのサルカン
4:思考囲い
4:英雄の破滅
1:信者の沈黙
土地25
サイド
4:神々の憤怒
解説:アブザンミッドレンジの白要素が赤になると、ゼナゴスとサルカンという強力なPWを搭載することができます。また赤にする利点として、神々の憤怒の採用は見逃せません。憤怒は環境に多大な影響を与える1枚だと思っています。ジャンドカラーの1番の問題はマナベースです。狩猟者、英雄の破滅、憤怒。正直マナがきつすぎますね。。。
◆タルキール覇王譚のカードが核となるデッキ
次にタルキール覇王譚の新カードの中で構築で見かけそうなのはこちら↓
包囲サイ
アブザンの隆盛
凶暴な拳刃
軍属の解体者
悟った達人、ナーセット
対立の終結
血に染まりし勇者
これら新カードを搭載したデッキとして考えられるのは↓
<アブザンミッドレンジ>
<アブザンビートダウン>
<マルドゥミッドレンジ>
<ティムールミッドレンジ>
<ジェスカイコントロール>
<黒系アグロ>
これら六つのデッキについて、それぞれだいたいこんな感じかな~というリストを挙げていきます。ネットで見かけたリストも入れています。どの色がどんなスペルを採用できるのかチェックしてみましょう。
アブザンミッドレンジ
4:エルフの神秘家
4:森の女人像
4:クルフィックスの狩猟者
2:世界を喰らう者、ポルクラノス
4:包囲サイ
3:世界を目覚めさせる者、ニッサ
2:太陽の勇者、エルズペス
4:思考囲い
4:英雄の破滅
3:胆汁病
1:アブザンの魔除け
25:土地
解説:アブザンミッドレンジはネット上でリストがたくさん挙がっていますが、どれもこのようなマナ加速+除去+フィニッシャーの構成でわかりやすいと思います。強力なパワーカード群で構成できるのが緑黒白です。新カードの包囲サイはそのサイズとCIP能力で4マナ屈指のクリーチャーです。除去スペルの質は超一級なのですが、単体除去だのみなのは気になるところ。環境の読み方次第ではメインから悲哀まみれを積むリストもでてきそうですね。
アブザンビートダウン
4:万神殿の勇者
4:血に染まりし勇者
4:羊毛鬣のライオン
2:ラクシャーサの死与え
4:荒野の収穫者
2:オレスコスの王、ブリマーズ
2:先頭に立つ者、アナフェンザ
4:包囲サイ
2:不動のアジャニ
4:アブザンの隆盛
4:アブザンの魔除け
24:土地(うち合流点4)
解説:アブザンの隆盛を軸に、場に常にクリーチャーを残せるような構成にしたんですが、結論から言うと調整会に持って行ったこのリストはダメダメでしたね~。
まず合流点4は環境にマッチしていないことが判明しました。押し切れなかったとき、返しのワンパンチで瀕死になることもしばしば;;それに2マナ生物がライオン以外は及第点の活躍をしてくれませんでした。残念…
ただなぜこのリストをのせたかというと、回したところアブザンの隆盛にはすごく可能性を感じたからです。ブラッシュアップすれば活躍できるかもしれません。
マルドゥミッドレンジ
4:血に染まりし勇者
4:ゴブリンの熟練扇動者
4:軍属の解体者
:
:
:
だめだああああ構築が思い浮かばないいいいいいい!!!
なんかあれもこれも入れたくてしっくりこない;;
解説:デーモンきっと超強いヨ。マルドゥ悪くないヨ。
ティムールミッドレンジ
4:エルフの神秘家
2:森の女人像
4:爪鳴らしの神秘家
4:凶暴な拳刃
4:世界を喰らう者、ポルクラノス
4:灰煙のフェニックス
4:嵐の息吹のドラゴン
2:サグのやっかいもの
2:起源のハイドラ
4:ティムールの隆盛
2:火口の爪
24土地
解説:ティムールの隆盛を軸にしたティムールの獰猛ミッドレンジです。序盤はマナクリ連打して、マナのつぎ込み先は凶暴な拳刃・ポルクラノス・嵐の息吹のドラゴン・起源のハイドラ・火口の爪と幅広く多めにみています。クリーチャー主体のデッキなので、隆盛を貼れなかったり、全体除去を打たれたりするとやばそう。ティムールの獰猛というキーワードは強力だと思っているので、思い切ってPWを省いてみました。
ジェスカイコントロール
3:悟った達人、ナーセット
4:ジェスカイの魔除け
4:航海の終わり
3:予言
4:マグマの噴流
3:ジェスカイの戦旗
4:対立の終結
1:時を超えた探索
4:払拭の光
3:太陽の勇者、エルズペス
2:龍語りのサルカン
1:ギルドパクトの体現者、ジェイス
3:溢れかえる岸部
4:凱旋の神殿
3:天啓の神殿
2:山
2:島
3:平地
2:シヴの浅瀬
1:進化する未開地
4:神秘の僧院
解説:イゼ速。管理人のタソガレさん考案のジェスカイナーセットコンです。いつも拝見させてもらっています!対立の終結を採用したヘビーコントロールはジェスカイ以外でもエスパー等が考えられます。こちらのリストはナーセットを意識したスペル構成になっており、着地したナーセットが殴り始めるとすみやかにゲームを支配します。まさにフィニッシャー!
フィニッシャーをスフィンクスにしてカウンター等を積んだ構成も考えられますね。
黒単タッチ白ビートダウン
4:血に染まりし勇者
4:節くれの傷皮持ち
4:責苦の伝令
4:モーギスの匪賊
4:苦痛の予見者
3:悪意に満ちた蘇りし者
4:苛まれし英雄
3:真面目な訪問者、ソリン
1:凱旋の間
4:英雄の破滅
3:思考囲い
4:コイロスの洞窟
1:平地
12:沼
4:静寂の神殿
1:ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
サイド
2:胆汁病
2:エレボスの指図
3:奈落の総ざらい
2:ファリカの療法
3:血の署名
1:思考囲い
2:完全なる終わり
解説:黒単タッチ白のアグロデッキです。タッチ要素はソリン。こちらのリストはマジックリーグという海外の大会の全勝デッキのようです。いつも拝見させてもらっているdds666さんのDNで見つけました。ddsさんのニコ生はめっちゃマジックの話してて楽しいし、いつも勉強になります。
自分がアグロを使う気がないので雑な感想ですが、同じアグロなら赤単よりこちらのほうが強そう。モーギスの匪賊、責苦の伝令は特に良いですね。ソリンもさっそく結果を残した様子。ソリンがしっかりと活きる構成にすればさすがに使用に耐えうるPWだと思います。僕はソリン推してたんですが、友人数名が弱い弱い言うので評価に迷っている1枚ですw
◆くまザワールドのメタゲーム予想!
ズバリ!くまザワールドが現時点脳内最強だと思うのは緑単心信です!!!トップメタとして環境の中心と考えます。次点でKP強いスペルを連打できるアブザンミッドレンジ。世は大ミッドレンジ環境になるでしょう…!
対抗馬にはヘビーコントロールを推します。対立の終結は5マナですが緑信心への効果は絶大。赤を入れた構築なら神々の憤怒を是非採用したいです。マナクリだけでなくハチ対策にもなり、対緑信心のキーカードになる予感がします。
アグロは若干厳しいのかなと思います。理由は緑信心に有利がつくヘビーコントロールの全体除去がそのまま刺さってしまうからです。どうにかヘビーコントロールメタ仕様にすればなんとかなる…のか?黒単タッチ白は良さそうではありますね。
ティムール、マルドゥはシナジー重視の構築がきっちりできればワンチャンありそう。緑単心信は厳しくても、クリーチャー以外のパーマネントを置けばコントロールには有利がつきそうです。
そして僕の脳内メタゲーム戦争にひとまず決着をつけてたどり着いたのは、愛するナヤカラーのPWコントロールでした。
ナヤPWコントロール
4:エルフの神秘家
4:森の女人像
4:クルフィックスの狩猟者
4:世界を喰らう者、ポルクラノス
4:歓楽者ゼナゴス
3:世界を目覚めさせる者、ニッサ
3:龍語りのサルカン
2:太陽の勇者、エルズペス
4:払拭の光
3:マグマの噴流
土地25
サイド
4:神々の憤怒
解説:....よ、よわそうwwwなんだこの変態デッキはwww
これを煮詰めてLMCCに持っていくか?それとも自分が緑単信心つかっちゃおうかな、強そうだし。。。(解説になってないw
大好きな緑に、PWと神々の憤怒を採用したくて赤を触りました。もう1色を白にしてナヤにする理由は、白マナの除去はダブルシンボルを要求しないことからです。
ナヤカラーは一番好きな色なのであれもこれも入れたくなって困ってしまいますw
◆おわりに
ながーーーーくなってしまいましたが、僕の妄想の披露はこれにて幕とさせて頂きます。この環境のデッキ選択の焦点は【森の女人像・クルフィックスの狩猟者パッケージ】を使うのか・使わないのかだと思います。けっこう、強いですヨ。緑好きの僕は使う側に回りそうですが、きっと様々なデッキが現れて、想像とはまた違う環境が待っているんだろうなあ。
大変長い間お付き合いありがとうございました^^それではLMCCでお会いしましょう!わーわー言うとりますがお時間です。さようなら!
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