SF 鵜澤雄一 vs 武田浩信 by LMCCカバレージ班









LMCC2012覇者、武田

武田浩信。

2012年のLMCCにてトリコトラフトを操り

決勝のテーブルにて、《雷口のヘルカイト》を叩きつけ

その年のMr.LMCの三原槙仁を倒し、優勝を手にした男である。









LMCC2013覇者、鵜澤

鵜澤雄一。

2013年のLMCCにて芸術的な赤単信心を組み上げ

決勝のテーブルにて、ショックを叩きつけ

その年のMr.LMCの三原槙仁を倒し、優勝を手にした男である。

 

そして、両者の使用デッキはジェスカイテンポ。

年次こと違えど、この二名にはいくらか共通点があるようだ。

 

Game1

先手の武田が占術で占う中、先に攻勢に出たのは後手の鵜澤だった。

4ターン目に《ゴブリンの熟練扇動者》をプレイすると、すかさず武田が《マグマの噴流》を叩きこむ。

だが、そこで対応して鵜澤がプレイしたカードは《神々の思し召し》

鵜澤の《ゴブリンの熟練扇動者》が一旦は生き残る。

 

返すターンで、武田はゴブリンの対処こそしたものの

《カマキリの乗り手》、《嵐の息吹のドラゴン》と

立て続けに繰り出される鵜澤のクリーチャー群に対処しきることはできなかった。

 

武田 0-1 鵜澤

 

Game2

再度先手の武田。

武田が2ターン目に《道行く求道者》を出すと、鵜澤は《稲妻の一撃》で果敢な絆魂持ちを退ける

鵜澤が《オレスコスの王、ブリマーズ》をプレイすると、武田が《かき立てる炎》で退ける

一方が《龍語りのサルカン》を出せば、お返しにと《龍語りのサルカン》を出し

ならばと置いたクリーチャーに対しては火力で対処すると

攻守の天秤を揺らし続けているうちに、両者ともリソースを使い切り

戦場には土地のみが並ぶ状況となった。

 

先にクリーチャーを手にしたのは昨年度覇者の鵜澤

《オレスコスの王、ブリマーズ》が彼の元に再度駆けつける。

手札に何もない武田はもう、絶望するしかない。

何度か祈りながらカードを引くも、目の前の3/4に対して有効なカードを引きこむことができない。

 

武田はブリマーズに対処できるカードを願った。

そして、自身の願いが叶い《龍語りのサルカン》を引き込み、《オレスコスの王、ブリマーズ》を退けた。

だが、王の配下の攻撃を受け切れるライフを願い損ねた。

 

武田 0-2 鵜澤