魔王三原は順調にスタンダードを5連勝しドラフトラウンドを迎えた。
やはり殿堂プレイヤーのプレイを学ばない手はないので、勉強しましょうか!
(各ピックの先頭に表記されているカードが実際にピックしたカードです)
1-1
《荒廃を招くもの/Blight Herder(BFZ)》《ギデオンの叱責/Gideon’s Reproach(BFZ)》《骨の粉砕/Bone Splinters(MM2)》
1-2
《進化する未開地/Evolving Wilds(BFZ)》 《虚空の接触/Touch of the Void(BFZ)》 《バーラ・ゲドを滅ぼすもの/Bane of Bala Ged(BFZ)》
ここでマナ基盤を整えるため早々に《進化する未開地/Evolving Wilds(BFZ)》をピック。ここに、三原の今回秘められていたドラフトプランがあった。
1-3
《完全無視/Complete Disregard(BFZ)》 《コジレックの媒介者/Kozilek’s Channeler(BFZ)》《ヴァラクートへの撤退/Retreat to Valakut(BFZ)》
1-4
《回生の天使/Angel of Renewal(BFZ)》
1-5
《乱動の報復/Roil’s Retribution(BFZ)》《悪魔の掌握/Demon’s Grasp(BFZ)》
1-6
《荒廃した森林/Blighted Woodland(BFZ)》《異常な攻撃性/Unnatural Aggression(BFZ)》
1-7
《肥沃な茂み/Fertile Thicket(BFZ)》
1-8
《森の占術/Sylvan Scrying(MRD)》《マキンディの巡回兵/Makindi Patrol(BFZ)》
1-9
《城砦化した塁壁/Fortified Rampart(BFZ)》
1-10
《オラン=リーフの発動者/Oran-Rief Invoker(BFZ)》
最初の10ピックのみを掲載したが、土地やマナ基盤になるカードをかなり優先してピックしているのがわかる。
2-1
《陰惨な殺戮/Gruesome Slaughter(BFZ)》《コーの絡め捕り/Kor Entanglers(BFZ)》《フェリダーの仔/Felidar Cub(BFZ)》
2-2
《取り囲む地割れ/Encircling Fissure(BFZ)》《幽霊の歩哨/Ghostly Sentinel(BFZ)》
2-3
《目なしの見張り/Eyeless Watcher(BFZ)》《ギデオンの叱責/Gideon’s Reproach(BFZ)》
2-4
《血の絆の吸血鬼/Bloodbond Vampire(BFZ)》《コーの懲罰者/Kor Castigator(BFZ)》《石の怒り/Stonefury(BFZ)》
2-5
《真っ逆さま/Sheer Drop(BFZ)》《虚空の接触/Touch of the Void(BFZ)》
2-6
《突き抜けの矢/Pathway Arrows(BFZ)》《生命湧きのドルイド/Lifespring Druid(BFZ)》
2-7
《城砦化した塁壁/Fortified Rampart(BFZ)》《影の滑空者/Shadow Glider(BFZ)》
2-8
《ぬかるみの敵意/Mire’s Malice(BFZ)》《タジュールの獣使い/Tajuru Beastmaster(BFZ)》《ムラーサのレインジャー/Murasa Ranger(BFZ)》《異常な攻撃性/Unnatural Aggression(BFZ)》
2-9
《亡骸のぬかるみ/Mortuary Mire(BFZ)》
2-10
《タジュールの重鎮/Tajuru Stalwart(BFZ)》
1パック目は主に白と緑のカードをつまんでいたがこのパックからは少しずつ黒いカードにも手を伸ばしている。
3-1
《タジームの守護者/Guardian of Tazeem(BFZ)》《敵対/Turn Against(BFZ)》《自然の繋がり/Natural Connection(BFZ)》
一見カットかと見紛うピック。
しかし、そうではなかった。彼の描いた完成形は緑の豊富なマナ基盤をもとに収斂と強力なカードを詰め込んだものだった。
3-2
《エメリアの番人/Emeria Shepherd(BFZ)》《停滞の罠/Stasis Snare(BFZ)》《虚空の従者/Void Attendant(BFZ)》
3-3
《ウラモグの失却させるもの/Ulamog’s Nullifier(BFZ)》《大カマキリ/Giant Mantis(MIR)》《タジュールの戦呼び/Tajuru Warcaller(BFZ)》
3-4
《進化する未開地/Evolving Wilds(BFZ)》《目なしの見張り/Eyeless Watcher(BFZ)》《オラン=リーフの発動者/Oran-Rief Invoker(BFZ)》
3-5
《ウギンの洞察力/Ugin’s Insight(BFZ)》《オンドゥの大角/Ondu Greathorn(BFZ)》
3-6
《面晶体の記録庫/Hedron Archive(BFZ)》
3-7
《自然の繋がり/Natural Connection(BFZ)》《領地のベイロス/Territorial Baloth(ZEN)》
3-8
《肥沃な茂み/Fertile Thicket(BFZ)》
3-9
《カラストリアの癒し手/Kalastria Healer(BFZ)》
3-10
《カラストリアの夜警/Kalastria Nightwatch(BFZ)》
3-11
《タジュールの戦呼び/Tajuru Warcaller(BFZ)》《噛み付きナーリッド/Snapping Gnarlid(BFZ)》
3-12
《輝く光波/Brilliant Spectrum(BFZ)》
「このデッキはどうですか?」
95点です!
「もしかして、最初からこんなデッキを狙ってたんですか?」
もちろん。
「それで早々にマナ基盤そろえるカードをピックしていたんですね。でも、このピックすごく難しそうですけどね…」
難しいよ。うまく流れてこないことがあるからその場合はほかの逃げ道つまりプランBをきちんと考えておかないとただの紙の束になるからね
殿堂プレイヤーらしい、テクニカルなピックを見せていただいた。
なお、このデッキで彼は3連勝を飾り初日無敗突破を決めたのであった。
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